【プログラミング】Node.jsの勉強を始める方へ、書籍選びの参考までに。
現在Amazonで購入できるNodeを主題とした本は少なく、殆どのユーザーはインターネット上の情報を参考にするか、これらの選択肢から選ぶことになると思います。
それぞれをサラッと読んでみた所感
結論としては、Node.jsの基本的な仕組みを理解するためのラーニング本としては、「はじめてのNode.js -サーバーサイドJavaScriptでWebアプリを開発する-」を推奨します。
Node.jsの基本処理から、expressフレームワーク、MongoDBやMySQLとの連携、Herokuでのデプロイなど、Node.js周りの様々な技術を包括的に学ぶことができるように最適化されています。
これを1ページから順に読み進め、最後まで読みきると「Node.jsがどうやら最近凄いらしい」くらいの認識だった自分とはキッチリサヨナラできると思います。
「サーバサイドJavaScript Node.js入門」には、Twitterとの連携など読者の多くがしたいであろう事にフォーカスした情報が記載されています。ただ、この本は古い情報も多く、共同執筆であるため整合性や文脈の理由で不満を覚えるかもしれません。
「Nodeクックブック」は、Node.jsを学習・実装したい人が最初に手に取る本としては難度が高いと思います。これは文の読みやすさ、記載されている情報の難易度、両方の意味でです。
「Node.jsプログラミングガイド」は、実質リファレンス本です。2013年現在、日本語リファレンスをはじめ、あらゆるNode.jsの日本語の情報を探し出すことができます。Node.jsのリファレンスが公式の英語のものしかなく、そもそも日本語の情報が全く無いという時代であれば、強い選択肢になり得たかもしれませんが、現在では有効な利用用途を見つけるのは難しそうです。
最後に
とりあえず、ファーストラーニング本としては「はじめてのNode.js -サーバーサイドJavaScriptでWebアプリを開発する-」で間違いないと思います。
プログラミングに精通していてNode.jsの基本仕様など容易に想像できる、というレベル感の人であれば「Nodeクックブック」も視野に、という感じです。
僕は上記の書籍を実際に購入したわけでも、Node.jsに精通しているわけでもありません。
この記事は、書店に行って、パラパラと立ち読みした書籍の感想にしか過ぎません。
もし書籍の購入を検討している方であれば、それを留意した上で考えてもらえればと思います。